先日の6月1日のSAT終了後に開催したTOYOオンラインの受験対策説明会では、
多くの質問をいただきました。
その中でも、TOEFLやSATの点数は上がるのかという質問を多く頂戴しました。
中でもTOEFLでは、かなりの高得点が取れても、どうしてSATでは
高得点が取れないのはどうしてかという質問がありました。
この理由は非常に簡単なことで、それはTOEFLとSATが
異なる性質の試験であるということです。
TOEFLはアメリカの大学に留学する人の英語力を試す試験です。
外国からの留学生がアメリカの大学生活をなんとか維持できるかを
試すのがTOEFLの目的です。
したがって、その試験内容は大学生活を中心とした日常に使用する
英語力の有無を判定するのがTOEFLの目的です。
しかし、SATは実際のアメリカの大学で接する学術論文の読解力や、
実際に自分が論文を書くに必要な英語の基本力の有無を判定する試験です。
SATの受験者はアメリカの高校生ですから、日常使用するレベルの
英語力は備わっています。
つまり、SATの判定するのは、口語英語ではなく、
公式な英語使用の能力なのです。
公式な英語使用を審査するSATは、その性質上、非常に論理的です。
論理的とは言い換えれば、科学的とか数学的とも言うことができます。
つまり、正しい規則に基づいた、正しい英語運用のルールに基づく
英語力の試験であるということを認識してください。
SATの得点力を上げるには、公式な英語運用の規則性を認識し、
習得する必要があります。
これは、数学問題を解く時に、その問題に必要な公式などのルールを
習得していることが必要なのと同じです。
逆に言えば、SATの得点力アップは、このような正しい英語運用ルールに
習熟することで可能になります。
たとえば数学の図形問題で、三角形の内角和は180°であることを
覚えていることが不可欠です。
その他にも、多くの定義や定理、公式を覚えることが必要なのは当然です。
ですから、数学の点数アップには、まず、必要なルールを習得することが
先決であるのは自明の理です。
SATの英語にも、まったく同じことが言えます。
正しい英語運用のルールを知らずにSATの問題に対処することは出来ません。
つまり、SATの得点アップの基本部分は、必要な英語運用ルールの習得なのです。
もちろん、英語のルールを覚えても実際の問題で円滑に活用することは出来ません。
自分の覚えた英語の知識を柔軟に使い、問題に対処するには、
それなりの練習が必要なのです。
もちろん、そのような練習を可能にしているのはTOYOオンラインのライブ授業ですが、
十分な力を蓄積するには1年、2年というような期間がかかります。
確実にSATで高得点を挙げる知識の蓄積は、TOYOオンラインのライブ授業で可能です。
ただ、このような知識が実際の試験で縦横に使用できるまで、
研鑽するには時間がかかります。
ですから、SAT対策をスタートするのは10年生から開始されることをお勧めします。
もちろん、今の時期では現在9年生で、この秋から10年生になる人を含みます。
TOYOオンラインでは、SATやTOEFLに必要な英語力を実際に改善しています。
もちろんそれが出来るのは、それに必要で理にかなった対策法を確立しているからです。
得点力を上げるには、力をつけるために必要な個々の部分の改善が必要で、
それを提供しているのがTOYOオンラインのライブ授業です。
この着手点になるのがTOYOオンラインが毎年夏に開催する東京での一時帰国SAT講座です。
今年は7月1日からの5日間、東京代々木駅前の代ゼミ国際教育センターを会場にして開講します。
参加申し込みは、会場の代ゼミ国際教育センターに直接ご連絡ください。
正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。
しかし、この得点の伸びは一様ではありません。
特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。
実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間は
それが有効かどうかが判断できません。
誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。
ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの
対策クラスなどを利用することをお勧めします。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週週末に放送されます。
アメリカ時間の金曜、土曜、日曜です。
日本時間だと、これは土曜、日曜、月曜になります。
もちろん、日本でも視聴することが可能ですが、アメリカ時間の日曜日のクラスは日本では、
月曜日の早朝、午前2時半(夏時間が終了する11月6日以降は午前3時半)になってしまうので、
ちょっと厳しいかもしれません。
TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。
その中で、単語、読解、文法などを学習します。
単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。
同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ正確な理解はできません。
それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、適切な教材選択と指導で、
徐々に受講生の読解力を向上させていくことが出来る様になっています。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方は こちらからお申込みください。