現地校を中心とする生活では、案外、多くの英単語を必要とはしません。
生活のほとんどは口語ですから、特に高度な単語力は不要です。
それでもTOEFLの試験では高得点を取ることが可能です。
残念なことにSATに関しては、TOEFLとは同じではありません。
SATが要求している英語は、あいまいではなく、明確に意思疎通ができるために
必要な英語ですから、単語使用に関しても口語のような曖昧な表現はできません。
それゆえ、SATでは沢山の単語を理解し、その状況に応じて使用する
単語力が必要になります。
ただ、ほとんどの帰国子女は、この点を理解していません。
TOEFLで必要な英語とSATの英語は同質だと考えているのです。
そのため、TOEFLで比較的早期に高得点が出たような人でも、SATに関しては、
どうしても得点が伸びないとこぼす人が多々見られます。
これは、もちろん当然の結果で、SATでの高得点には、日常的な英語より
高度な英語力が求められるからです。
そして、その中心が高度な単語力なのです。
単語は覚えなければ、いつまでたっても身につきません。
日常使用するような単語は、いろいろな所で見聞きするので、
比較的自然に獲得できます。
しかし、高度な英語は、厳密な意味があるため、通常の生活からは
獲得することができません。
したがって、自分で積極的に覚えていかないと、いつまでも
高度な単語力はつかないのです。
毎年の帰国受験生を見ていると、受験対策に真剣になっているかどうかは、
その単語覚えを見ればわかります。
勉強に真剣に取り組んでいない場合は、いつまでたっても単語が覚えられません。
しかし、その同じ人が、真剣に対策を考えだすと、今まで覚えられなかった単語を、
どんどん覚えるように変化します。
SATの得点の伸びは、ある程度単語力と比例します。
つまり、沢山単語を覚えれば、それに応じてSATの点数も上がっていきます。
ですから、なんとか自分のSATの点数を上げたいと願っている人は、
自発的に単語を覚えていってください。
そして、それに必要なのが単語カードです。
いまでは、電子辞書でも自分の調べた単語の記憶が残るような
機能を持つものがあります。
しかし、それは、どちらかというと消極的な単語覚えです。
単語カード作りは、自分の手を動かし意味を調べ記録していくという、
自分が動く積極的な単語覚えです。
つまり、攻めの単語覚えとも言えます。
そして、本当に強力な単語力を構築するには、この攻めの単語覚えが不可欠なのです。
もしあなたが、SATで高得点を挙げたいと望むなら、
正しい英語とは何かを明確に認識してください。
そして、それを提示しているのがTOYOオンラインのライブ授業です。
公式な英語使用には明確なルールがあります。
それは数学の解法と同様な確実な知識による裏付けが必要なのです。
そして、それを学べるのは世界中でもTOYOオンラインの
ライブ授業しか無いのが現状です。
確実にSATで高得点を挙げる知識の蓄積は、TOYOオンラインのライブ授業で可能です。
ただ、このような知識が実際の試験で縦横に使用できるまで、
研鑽するには時間がかかります。
ですから、SAT対策をスタートするのは10年生から開始されることをお勧めします。
もちろん、今の時期では現在9年生で、この秋から10年生になる人を含みます。
TOYOオンラインでは、SATやTOEFLに必要な英語力を実際に改善しています。
もちろんそれが出来るのは、それに必要で理にかなった対策法を確立しているからです。
得点力を上げるには、力をつけるために必要な個々の部分の改善が必要で、
それを提供しているのがTOYOオンラインのライブ授業です。
この着手点になるのがTOYOオンラインが毎年夏に開催する東京での一時帰国SAT講座です。
今年は7月1日からの5日間、東京代々木駅前の代ゼミ国際教育センターを会場にして開講します。
参加申し込みは、会場の代ゼミ国際教育センターに直接ご連絡ください。
正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。
しかし、この得点の伸びは一様ではありません。
特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。
実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間は
それが有効かどうかが判断できません。
誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。
ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの
対策クラスなどを利用することをお勧めします。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週週末に放送されます。
アメリカ時間の金曜、土曜、日曜です。
日本時間だと、これは土曜、日曜、月曜になります。
もちろん、日本でも視聴することが可能ですが、アメリカ時間の日曜日のクラスは
日本では、月曜日の早朝、午前2時半(夏時間が終了する11月6日以降は午前3時半)
になってしまうので、ちょっと厳しいかもしれません。
TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。
その中で、単語、読解、文法などを学習します。
単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。
同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。
それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方は こちらからお申込みください。
<ONLINE受講者へのお知らせ>
次に開催されるSATは,アメリカ滞在者は8月24日のSATです。
申し込み締め切りは7月26日です。
アメリカ以外の滞在者は次は10月5日で、申し込み締め切りは9月6日です。
来年受験者で、まだサブジェクトテストを受けていない人は、
この辺で受験を済ませるようにしておきましょう。
1回で3科目を受けられるので、MATH2を含む他2科目を受けましょう。
MATH1と日本語は受けないでください。