帰国受験では、ほとんどの人がTOEFLとSATを受けなくてはならないと知っています。
それは、帰国受験という特別試験は、通常の一般受験ではなく、海外に滞在し、
英語力がある帰国子女を入学させる試験であることが分かっているからです。
しかし、実際に積極的にSATなどを受けようという帰国子女は少数です。
その最大の理由は、SATは難度が高いという印象と、自分にはそれに必要な
高度な英語力が無いというギャップです。
もう少しすれば、自分にも高度な英語力がつくのではないかと考えるうちに、
SATを受けることなく、ズルズルと時間だけがたっていきます。
そして、これ以上、後がないという崖っぷちに立って、初めてSATを受けたが
手遅れになってしまったという、悲惨な状況に終わる人が多くいます。
もちろん、このような帰国受験の悲劇を回避することは出来ます。
それは、できるだけ早い機会に実際のSATを受けることです。
10年生、もしくは11年生になれば、自信がなくても、
とりあえず1回SATを受けてください。
高得点が出なくても、まったく構いません。SATがどんな試験かを
自分の身をもって確認することが非常に重要なのです。
もちろん、試験内容にもいろいろな感想を持つかもしれませんが、
何よりもその試験時間の長さに驚くでしょう。
自分の集中力を約4時間も持続させるのは、とても大変です。
しかし、実際に試験を受け、それを実感することで、2回目の受験は、ずっと楽になります。
実際のSATを受けず、あれやこれやと想像するのは、単に時間のムダになるだけでなく、
帰国受験で最大の効果を出すためには逆効果になります。
習うより慣れろということわざがあります。
SATを受けるのも、まったくその通りなのです。
SATが試す実用英語で高得点が取れるようになると、自分の世界が広がります。
もちろん、現地校の授業でも、先生の言葉が明確に理解できるようになります。
それだけでなく、学校以外で見聞きする現地での情報がストレートに入ってきます。
海外体験と言いますが、英語が理解できない間は、そのような体験は
非常に狭いもので終わってしまいます。
英語力がつけば、あなたの滞在地で、今、起こっていることがビシビシと伝わってきます。
誰かからの伝え聞きではなく、自分の目や耳で直接滞在地の生活環境が
判断できるようになるのです。
本当の帰国子女になるために、最重要なのが、高度な英語力の獲得なのです。
正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。
しかし、この得点の伸びは一様ではありません。
特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。
実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。
誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。
ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。
TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。
その中で、単語、読解、文法などを学習します。
単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。
同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。
それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
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<ONLINE受講者へのお知らせ>
11月2日の次に開催されるSATは,12月7日で、LATE申し込み締め切りは11月26日です。
来年受験者で、まだサブジェクトテストを受けていない人は、
この辺で受験を済ませるようにしておきましょう。
1回で3科目を受けられるので、MATH2を含む他2科目を受けましょう。
MATH1と日本語は受けないでください。
1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。
初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。
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