SATレベルの読解は難しいというのが定評です。
実は、そうでもありません。
もちろん、TOEFLレベルを越えた単語力や文法力を構築することが重要です。
しかし、文章理解は、文の構造を理解すれば、かなり正確に文を読み取ることが
可能になります。
現地校のエッセイ指導では、序本結を強調されますね。
イントロダクション、ボディ、コンクルージョンを区別することです。
これが、SATの読解文の基本になっています。
ですから、この序本結の性格を理解することで、文の読み方を
改善することが可能です。
SATレベルの文章は、論理性を強調されますので、ほとんどの文で
序本結を区別することで文意を正しく理解できます。
序と結論はまとめの部分です。
ただ、序の役割は、それ以後で述べるテーマの紹介ですから、
文が本当に伝えたいことが読み取れない場合があります。
それに反し、結論にはその文で著者が伝えたい本意が提示されています。
読解初心者は、文意が理解できるかどうか不安なため、
つい初めの部分だけに注目しがちです。
それにより、実は最重要な最後の部分の真意を見落としがちになるのです。
このような失敗を避けるには、文章の構造をしっかりと
理解することが必要です。
TOYOオンラインのライブ授業では、継続的に文章構造の
理解を強調しています。
使用する読解教材は通常のSATの読解文の一段落程度の短さです。
それを三分割し、序本結に分けて短時間での読解練習をします。
これにより、受講者が、常に文を構造的に理解する読解態度を
身につけるようにしています。
よくある文章構造で読み違いを多発するものに、序と結論が
食い違うものがあります。
それは、序で提示したテーマに対する反論になっているようなものです。
著者が最初に問題点のある一般的に信じられている論を提示し、
それに対する反論をするような文章です。
反論文では、最初に書いてある論点が間違いであることを提示しますので、
その文章の本当の意味は最後の結論を読むまで分かりません。
このような形の文章の最初だけ読み、その先入観で文章を読むと、
まったく逆の読み方になってしまいます。
これを防ぐのが、意識的に文を序本結の3つに分割し、それぞれを
冷静に分析する読解態度です。
このような読解法は、頭で理解することよりも、練習を通じ
無意識に文章構造を理解できるような読解練習が必要です。
いわば、論より証拠というような読解姿勢ですね。
もちろん、そのような読解練習を可能にしているのは
TOYOオンラインのライブ授業しかありません。
このような読解法が機械的にできるようになるには、ある程度の
練習期間が必要になります。
それには半年、一年というような期間を予測して、できるだけ早い時期から
対策を開始するようにしてください。
TOYOオンラインでお勧めしているのは、10年生になれば
対策を開始することです。
TOYOオンラインの授業は、20年以上の実際の受験指導に基づいた方策で
効果があることが証明されています。
もちろん、学習効果は個人の努力にも関係しますが、TOYOオンラインが
提供する学習内容と方針は、確実に効果があることが証明されています。
ただ、この成果は1週間とか2週間のような短期ではなく、半年、1年と言うような
期間が必要ですから、10年生になれば対策を開始することをお勧めします。
手遅れになって後悔するよりも、成果を早期に出して余裕をもって
受験に臨む方がずっと安全です。
正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。
しかし、この得点の伸びは一様ではありません。
特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。
実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。
誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。
ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。
TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。
その中で、単語、読解、文法などを学習します。
単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。
同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。
それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。
<ONLINE受講者へのお知らせ>
12月7日の次のSATは3月14日で、LATE申し込み締め切りは2月25日です。
アメリカ以外では締め切りは1月29日で終了しています。
来年受験者で、まだサブジェクトテストを受けていない人は、
受験を済ませるようにしておきましょう。
1回で3科目を受けられるので、MATH2を含む他2科目を受けましょう。
MATH1と日本語は受けないでください。
1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。
初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。
無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。
もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。