SAT読解問題にも解法の道筋がある

SATは英語と数学のテストです。

4つのテストの内、2つが英語関連で、2つが数学関連のテストです。

この4つのテストの総得点を受験に使用します。

最高点は英語合計800点、数学合計800点で、
全体で1600点満点です。

 

多くの帰国子女にとっては、数学の点数の方が高いのが普通です。

逆に英語のテストは難しいという印象を持つ人が多いようです。

その理由は、英語の対策をどのようにすればよいか分からないとか、
なんとなく苦手意識を持っているという人が大半です。

 

実は、この理由は、英語力は非常に複雑な要素から成り立っているので、
力の上昇が見えにくいからです。

数学問題の解法は比較的系統的で、解法の道筋が見えやすいのに反し、
英語問題では正解にたどり着く道筋が見えにくいのです。

しかし、それは英語問題の解法が無いという訳ではないのです。

 

初めてTOYOオンラインのライブ授業に参加した人は、文法の勉強に触れて、
なぜこんなことをするのか、と思います。

これは数学で言えば、基本計算法の習得と同じで、それなしでは系統的な解法を
組み立てることができないからです。

数学での数の知識や計算法の習得は、英語での単語覚えや基本文法の習得と
全く同じ役割なのです。

 

正しい英文であるには、文章が正しくつながっていることが必要で、逆につながりが
悪いことをフラグメント(Sentence Fragment)になっていると言います。

この用語は現地校のエッセイのクラスでも聞いたことがあると思いますが、
多くの人はこのフラグメントとは何かを理解していません。

要するに多くの人は、数学の計算四則を知ることなく数学問題を解いているような
状態なのです。

 

SATの英語問題を正しく処理することが出来るようにするのが
TOYOオンラインのライブ授業です。

これには、単語覚えや文法知識の習得が基本となるため、一定期間が必要です。

もちろん、1週間とか2週間というような単位ではなく、半年、一年というような
期間が必要です。

ですから、対策が遅れて受験に間に合わなくなるような事態を避けるため
10年生になれば、正式な学習を開始してください。

 

英文法学習の基本中の基本に、品詞分類があります。文中で使用されている単語の
役割を確認するため、名詞であるとか、動詞であるとかを分類する作業です。

あなたは英語の形容詞と副詞の違いを知っていますか。

これはいわば数学での足し算と引き算の違いを知るのと同様ですから、それができなくては、
高度な英文処理や読解は出来ないのは自明の理です。

 

読解内容に対して鈍感であれば、文意は正しく汲み取れません。

文を正確に敏感に読み取れるようになるのは練習次第です。

いつまでもぼうっと文を見つめているだけでは文意は汲み取れません。

正しい単語理解、文法力の構築、読解技術の基本の習得など、
やるべき基礎練習は山ほどあります。

それをコツコツとこなしていくことで強力な読解力を構築することが可能です。

もちろん、それを可能にあいているのがTOYOオンラインのライブ授業です。

 

SATはTOEFLと異なり、簡単には高得点が取れません。

SATの英語は英検1級を取るよりも難しいということを認識して、
充分な準備期間を設定してください。

6月29日よりTOYOオンラインでは、東京代々木の代ゼミ国際センターで
一時帰国SAT対策講座を開講します。

この講座では、SATの概略と正しい学習法をお教えします。

参加希望者はhttps://www.yozemikikoku.com/pdf/SAT_2020.pdfを参照し
予約申し込みをしてください。

 

帰国受験では、受験の2年前からの統一テスト結果を出願に使用可能です。

ですから、早い時期に高得点が出て困ることは何もありません。

逆に、対策開始が遅れて、高得点が出る前に受験突入となれば、
それは最悪の受験準備と言わなければならないでしょう。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。

 

<ONLINE受講者へのお知らせ>

次のSATは5月2日で、申し込み締め切りは4月3日です。

来年以降受験を控えている人で、SAT未受験者はこのSATを申し込んで受験をしましょう。

アメリカ以外の滞在者は6月のSATはサブジェクトテストしか受験できませんから、
必ず5月のSATを受けるようにしてください。

 

1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。

初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。

無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。

もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。

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