SATの英語テストは読解テストと文法テストの2種類で構成されています。
その読解テストには5つの読解文章があり、それぞれの読解文には10問ないし11問の設問が付属しています。
制限時間は65分ですから、読解文章問題一つあたり、平均13分で処理しなくてはなりません。
読解問題の読解部分は約80行から90行程度の長さです。
仮に一つの文章読解に6分を使うとすると、一行を読むのに約4秒しか使えません。
これは一度文章を読んですべてを理解するような場合で、もし2度目の読み直しをすると
一行あたり2秒になってしまいます。
本文内容をしっかりと読み取ることができなければ、当然、文意は正確に把握できません。
各設問は、本文中の微妙な部分をついて出題されますから、文意が正しく把握できていなければ、
それは誤答の増加を意味します。
読解に熟達していない人は読解速度も遅いのが普通ですから、5文章ある読解問題
すべてを解くことはあきらめた方が良いでしょう。
そこで、5題ある文章中で、集中して解くべき文章を選択する必要があります。
通常、最後の読解文章は難しいので初めの4題の内、その半分の2題を選び、
集中して解読してください。
自分の得意なテーマの文章を選べることができれば、当然正解率は上昇します。
SATの読解文のテーマは科学系、社会科学系、文学系に大別できます。
そのうちで難しいのは文学系の読解文です。
文学、特に小説は文章自体は難しくはないのですが、感性に訴えるものが多く、英語力が十分でない人は
微妙な文意の変化に対応することができません。
また、宗教や芸術論なども難しいので、そのような読解テーマのものは敬遠する方が良いでしょう。
科学系や社会科学系は、ある程度論理的なので、文章をしっかりと読むことができれば、理解できます。
ですから、読解すべき文章を選ぶときは、科学系か社会科学系のものを選ぶことをお勧めします。
そして、それが決まれば、しっかりと時間をかけて、できるだけ深く文章を読み解いてください。
文章がしっかりと読め、理解できれば、設問を解く時間は短縮でき、正解率も上がります。
すべてを解こうとするのではなく、取捨選択をし、自分が読むべき文章を選び出すことで、
得点アップが狙えます。
すべてに手を出して失敗するのではなく、捨てることで点数を上げることが出来るのです。
英語の読解力を上げるための学習は、このような読解力アップの仕組みを考えて
系統的に対策を打っていくことが必要です。
もちろん、そのためには時間が必要です。
そして、そのような対策を実施しているのがTOYOオンラインのライブ授業です。
12月18日(米国時間)から始まるTOYOオンラインの冬期講習は
2週間足らずですから、そう長い時間ではありません。
したがって、その間の学習で読解力が飛躍的に向上するということはありません。
しかし、読解力向上に必要な学習の要点はしっかりと理解してもらえると思います。
SATの試験には数学の試験も含まれています。
SATのMATHの問題は、実は計算だけでなく、問題文の理解も重要です。
特に最近では、問題文が長文化していて、読解力が不足している人は要注意です。
もちろん、冬期講習では、MATHの講習もありますので、数学に不安を持つ人は、
是非、申し込んでください。
TOYOオンラインのライブ授業では、毎週の授業を通じ、少しずつですが、
着実に力を蓄積していくことが可能です。
もちろん、数日ですべてをマスターできれば良いのですが、現実はそんなに甘くありません。
正しい知識を目の前にしても、それがあなたの頭脳の中に入るかどうかは、あなた次第なのです。
通常は、高度な英語力を構築するには、2年、3年という期間が必要になります。
もし今あなたが10年生でSATを受けていないなら、できるだけ早い機会に申し込んで受験してください。
11年生の人は当然のことで、実際のところは死活問題です。
もし、あなたが今12年生で、まだSATを受けたことが無い場合は、
残念ながら現実は非常に厳しいと言わざるを得ません。
だとしても、現状を変えられるのはあなたしかありません。
そんな人は早急に、TOYOオンラインにご連絡ください。
帰国受験では、受験の2年前からの統一テスト結果を出願に使用可能です。
ですから、早い時期に高得点が出て困ることは何もありません。
逆に、対策開始が遅れて、高得点が出る前に受験突入となれば、
それは最悪の受験準備と言わなければならないでしょう。
正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。
しかし、この得点の伸びは一様ではありません。
特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。
実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。
誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。
ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。
TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。
その中で、単語、読解、文法などを学習します。
単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。
同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。
それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。
<ONLINE受講者へのお知らせ>
予約ができる次のSATは3月13日開催のものです。
予約の締切は2月12日です。
12月5日のSATからは少し期間が開きます。
この3カ月の期間を最大に利用して、自分の実力を上げるように準備していきましょう。
1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。
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