SATの文章を読むときに、頭に入れておかないといけない事柄に、文の重層構造があります。
TOEFLの読解文の多くは説明文ですね。
これは、電気器具などを購入したときについてくる使用説明書のようなものです。
説明文は、物事の説明をするものですから、できるだけ平易に記述され、
首尾一貫して私見を入れずに説明をする文です。
しかし、SATの文章は、その多くは説明文ではなく、論説文になります。
論説文は、著者の意見を論理だって述べるその性質上、説明文ほど簡単には内容理解ができません。
日本のお菓子でウェハースというのがありますね。
まあ、洋菓子と言うべきなのかもしれませんが、長方形の軽い板状の2層の間に
クリームが挟まっている菓子です。
ウェハース自体に少し甘味がありますが、なんといってもあいだに挟まっている
クリームの味が際立ちます。
SATの文章はこのウェハースのような構造になっています。
SATの文章の基本構造は、序論、本論、結論の3層です。
序論では、文章のテーマが提示され、本論では、そのテーマの詳細な説明が続きます。
最後に結論では、その文章の目的である著者の考え方が提示されます。
このSATの文章の結論部は、ウェハースの中間にあるクリームのようなもので、
それがオレンジ味なのかチョコ味なのかで、その全体の性質を決める部分です。
要するにSATの文を読むときは、上から一枚ずつ皮膜をはがしていき、
最後に現れる核心的な考えを読み取ることが求められます。
SATの読解対策をする際は、文章が薄っぺらなものでないことを頭に置いて、
読解練習をしてください。
テーマとその展開、そしてそれから導かれる結論を把握することです。
意図的にこのような読み方をすることで、SATの文章の正しい読み方を磨くことが可能です。
もちろん、そのような練習をしているのがTOYOオンラインのライブ授業です。
TOYOオンラインのライブ授業では、受講者の必要性を最優先する対策を提供しています。
授業では、丹念に時間をかけて単語や文法、読解法の説明をしています。
つまり、得点ジャンプをするための燃料を備蓄するような作業をしているのです。
ライブ授業では、事細かに要点を解説し、知識のかたまりを植え付けていきます。
そして、その知識を応用して、素早く問題を解く作業は通信添削の教材で実戦力を
磨くことができるようになっています。
ライブ授業と添削授業の組み合わせで、あなたの得点力を大幅に上げていってください。
TOYOオンラインのライブ授業では、毎週の授業を通じて、あなたの学力を改善する講座を提供しています。
30年の経験を活かし、どのような人の力も伸ばすノウハウを蓄積しています。
半信半疑の人も、通常の授業に無料で体験参加をすることができますので、是非、ホームページからお申込みください。
正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。
しかし、この得点の伸びは一様ではありません。
特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。
実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。
誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。
ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。
TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。
その中で、単語、読解、文法などを学習します。
単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。
同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。
それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。
<ONLINE受講者へのお知らせ>
次に申し込めるSATは3月12日開催のものです。
予約の申し込み期限は2月11日です。
今期からSATサブジェクトテストやエッセイテストは無くなっています。
ですから、安心して通常のSATに専念してください。
また、TOEFLを受けることも忘れないでくださいね。
1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOオンラインの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。
初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。
無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。
もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。