日本人は日本語を基準にして外国語を考える傾向があります。
歴史的に日本の国は、外国による支配を経験していない国です。
それゆえ、言語に関しても古代より大きな変化がありません。
TOYOオンラインでは、英語は日本語ではない、と強調しています。
そんなこと当たり前だろう、と思いますよね。
実はそれが大きな思い違いなのです。
日本で生まれ、学校教育を受けた普通の日本人なら、何の不足なくテレビを視聴できます。
時には耳慣れない言葉を聞いても、すぐに既存の知識に同化し受け入れて行きます。
これが非常に柔軟な日本語の特徴です。
実は英語世界では、その言語の特徴のため、だれでも同じような言語理解をしている訳ではありません。
それは英単語の硬直性から来ています。
たとえばimpugnという語を知らなければ、それが使用されたとき、理解が中断してしまいます。
これは非難するという意味ですが、日本語なら漢字の意味から否定的な意味がすぐに分かります。
日本語はひらがな、カタカナ、漢字の組み合わせて非常に柔軟な言語伝達が出来ます。
ところが、英語では、単語を知っているかどうかで、理解力に大きな影響を与えます。
昔、ある町の役場の上司が黒人の部下に、予算を節約することを言うためnigardly(節約して)
という語を使いました。
それを聞いた部下は上司が差別したと訴え、その上司はクビになりました。
実は、この語は黒いという意味がない、まったく異なる起源の言葉です。
のちにテレビのインタビューで、部下がその語を理解していたかと聞かれ、上司は、
部下はその語の意味も知らなかったと思うと答えていました。
英語社会は平等ではなく、単語力の差で階層に分かれています。
つまり、英語は日本語と同じでは無いのです。
帰国受験で高度な英語力を持つ帰国子女が優遇されるのは、日常使用される英語よりも
一段上の英語理解が出来るからです。
それを証明するのがSATの得点なのです。
もちろんその基本は、高度な単語力の確保です。
TOYOオンラインでは、TOEFLやSAT対策をするには、1年とか2年というような単位で
準備をすることをお勧めしています。
本当の英語力アップには、即席講座は無意味なのです。
その点を理解し、本当の英語力を構築するには、少なくても現地校の10年生から開始することをお勧めします。
正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。
しかし、この得点の伸びは一様ではありません。
特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。
実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。
誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。
ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。
TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。
その中で、単語、読解、文法などを学習します。
単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。
同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。
それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。
TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。
<ONLINE受講者へのお知らせ>
次に申し込めるSATは5月6日開催のものです。
LATE予約の申し込み期限は4月25日です。
11年生、12年生はもちろん、10年生、9年生の人も受けるようにしましょう。
1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOオンラインの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。
初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。
無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。
もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。