ぼんやりした文意を明確化する

None but a blockhead ever wrote except for money という文章の意味を考えてみましょう。

ここでまず気になるのがblockhead という単語ですが、これは馬鹿な人の意味です。

None は No one と同じですから、元の文は No one but a blockhead が主部になります。

 

英文読解が苦手だと言う人のほとんどは、単語力や文法力が不足している人です。

このようなタイプの人は読解力が無いと思っていますが、そうではなく、
単に単語力や文法力のような基本力が足りないだけなのです。

 

上記の例文の主部はNo one but a blockheadですが、では主語はone と blockheadの
どちらでしょうか。

これはNOT A BUT B構文を思い出してください。

この構文ではBの方に重点があり、意味は、AでなくBの意味です。

 

つまり、上記の文の主語は、馬鹿な人、ということになります。

そこで全体の意味は、馬鹿な人だけがお金をもらわず文章を書く、となります。

当然、普通の人は文を書いてもお金は貰えませんから、これは小説家や新聞記者のような
プロの文筆家の言葉ということが分かります。

 

このように読解力を上げるには、単に長文読解練習をするだけでは効果がありません。

それよりも、まず、しっかりと単語を覚え、文法の勉強をすることが重要です。

SATなどの長文読解では、その8割がたは平易な部分ですが、2割程度に難しい単語や誤解し易い単語、
読み取りが難しい部分が含まれます。

 

高度な英語力をつけるには、まず、その基本部分を強力にしてください。

もちろん、そのようなことを念頭に、正しい対策ができるのがTOYOオンラインのライブ授業です。

 

最初はぼんやりとしか理解できなかった文章が、はっきりと理解できるようになります。

それが正しい英語力アップの練習の効果です。

自分の英語力に自信が持てない、なんて悩む必要はありません。

 

TOYOオンラインのTOEFLやSATの準備クラスは、受講生の英語力を高める授業をしています。

よくある対策クラスのような、問題を解き、答え合わせをして終了、というようなものは得点力を上げません。

どのように文を読み解き、どのように選択肢を選ぶかを、時間をかけて練習しなくては、
得点力を上げることは出来ないのです。

 

TOYOオンラインでは、TOEFLやSAT対策をするには、1年とか2年というような単位で
準備をすることをお勧めしています。

本当の英語力アップには、即席講座は無意味なのです。

その点を理解し、本当の英語力を構築するには、少なくても現地校の10年生から開始することをお勧めします。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。

 

<ONLINE受講者へのお知らせ>

次に申し込めるSATは6月3日開催のものです。

LATE予約の申し込み期限は5月23日です。

11年生、12年生はもちろん、10年生、9年生の人も受けるようにしましょう。

 

1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOオンラインの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。

初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。

無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。

もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です