SATには句読点の知識も必要

SATの文法問題で良く問われる文法事項に、句読点の使い方があります。

ピリオド(. )やコンマ(, )は、日本語の点や丸と似ているので馴染みがありますが、
セミコロン(;)やコロン(:)はちょっと微妙です。

 

ピリオドは文の終わりを示す記号で日本語の丸と同じです。

コンマは文中の句切りを示す意味では日本語の点と同様です。

ただ、英語のコンマはそれ以外に、省略語がある場合にそれを示す印としても使われたりします。

 

セミコロンはピリオドとコンマのミックスで、基本的には接続詞の役割をします。

ただ、通常の接続詞と異なり、前の文の関連文を続ける必要があります。

TOYOオンラインでは、セミコロンは接続詞、と覚えるようにしています。

 

コロンはピリオドが2つ上下にある記号です。

ピリオドは文の終了を示す記号ですから、コロンの後ろは前の文とのつながりを切る意味があります。

ただ、ピリオドと異なり、コロンの後ろには、前の文の例を羅列する語句や文を続けなければなりません。

 

また、文中の説明部を示す場合、コンマで始めればコンマで終わらねばなりません。

もし、コンマの代わりにダッシュ(-)で始めればダッシュで終わらせねばなりません。

記号の使用のような、一見些細な知識もSATが試験する公式英語の重要な部分なのです。

 

正しい英語力アップの対策をすれば、必ず英語力試験の得点は上がります。

しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。

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