英語に限らず、どんな言語でも単語を覚えることが重要です。
単語が集まり文になるわけですから、その基本要素を確実にすることで全体の力を高めます。
しかし、どうも単語を覚えるのが苦手だという人が多いのも事実です。
一日に5つ位しか単語が覚えられないと言う人もいます。
仮にTOEFLやSATの高得点に必要な単語が4000語あるとすると、
一日5語ずつ覚えれば800日で完了します。
これは一度覚えた単語は忘れないという前提ですから、実際はもっと長い期間が必要になります。
受験が1年、2年後に迫っている場合、一日5語では間に合いません。
そこで単語覚えの賢い方法が必要になります。
すべてを丸覚えするのではなく、覚える単語を3種類に分けましょう。
まず、接頭語や接尾語、語幹の語源を頼りに覚える方法です。
例えば接頭語が、ANTI‐なら反対という意味で、接尾語が‐ABLEなら出来るの意味です。
CENSOR(検閲)はCENSUS(人口調査)と同じ語源です。
古代ローマ帝国では一家に住む人数ごとに課税する人頭税を徴収しました。
その人口調査官がCENSORで、家の中をあら捜しする奴というネガティブな意味があります。
それに接尾語の‐OUSがついたのがCENSORIOUS(あら捜しの好きな、口やかましい)です。
一方、BLUDGEON(こん棒で殴る)は言い換えでブラッド・ゴンと覚えます。
ブラッド(BLOOD)は血の意味で、ゴンは殴ったときの擬音です。
つまりこん棒で殴られて血が出る連想で覚えます。
どうしても丸覚えしなければならない単語を減らし、言い換えや語源をヒントにすると、
忘れにくくなります。
つまり短期間で多数の単語が覚えられるようになります。
語源を調べたり、言い換えを考えるのは、少し時間が掛かりますが、
最終的には覚えなおしが減り、効率的です。
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