現在の世界で一般的に国際語として使用されているのは英語ですね。
20世紀以前はフランス語が国際語として使われていましたが、近代になると英語がその役割を引き継いでいます。
この理由は、単にイギリスやアメリカが覇権国であるということだけではありません。
英語という言語の特徴は、人為的に文法が整理された言語であるということです。
そう言うと日本語だって文法があると思う人がいるかもしれません。
ただ、国民性の違いなのか、英文法は科学的、国文法は情緒的という側面があります。
英文法の特徴は少ないルールで、出来るだけ例外を作らないということです。
それにより非英語圏の人でも、簡単に英語が使用できるようになっています。
ただ少数の例外も存在していますが、その数は圧倒的に少ないと言えます。
In helping people consider how… という部分で、一見、主語はpeople で動詞はその後ろにあるconsider のように見えます。
そうするとその前にあるIn helping の役割、意味がよく分かりません。
実は、これは原形不定詞という一種の例外事項で、help の後ろのpeople TO consider のto を省略しています。
英語にもこのような文法的に例外的なものが残っていますが、それは少数です。
ですから、英文法の学習では、基本原則である文法と、ごく少数の例外的な運用を学ぶことで完結します。
ちなみに上のhelp の後ろのto を省略するのは米語用法で、英国用法では省略をしません。
正しい英語力アップの対策をすれば、必ず英語力試験の得点は上がります。
しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。
その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、受験失敗に結び付くことになってしまいます。
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