2023年の3月よりアメリカ以外の地域ではデジタルSATが実施されました。
その結果、出願に既存の紙媒体のSAT結果と、新SAT結果を使用する2つの出願パターンがありました。
合否では、新SATを使用した場合が有利に働いたようです。
例年、慶応大の合格には、TOEFL100点、SATは1300点以上が必要と考えられます。
この場合、TOEFLは毎年100点が足切り点で一定しています。
SATは各学部の定員数に合わせ、SATの得点順に上から合格を決めるため、その年によりSATの合格最低点は変化します。
ただ、2023年の出願には異なる2つのSAT結果が併用されたため、最低合格点が上昇しているようです。
ですから2024年の出願からは、慶応合格にはTOEFL100点、dSAT1350点程度が最低合格点と考えてください。
もちろん合格安全圏としてはdSAT1400以上が必要です。
dSATの問題構成は、難度の低いものから難度の高い問題へと、順に並んでいます。
さらに旧SATと異なり、難度の高い問題の方が配点が高くなっています。
最初は単語補充問題、中ほどが短文読解、最後の部分は文法問題という構成です。
新SATで1400点以上の高得点を挙げるには、ミスを出さないことと、単語力と文法力を増強することが欠かせません。
もちろん、これは日ごろから、TOYOオンラインのライブ授業で強調している部分です。
dSATは正しい対策さえすれば、確実に高得点が取れるので安心してください。
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しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。
その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、受験失敗に結び付くことになってしまいます。
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