新SATになって、高得点を獲得するために必要な要件が判明しています。
これには、まず旧SATと新SATの違いを知る必要があります。
両SATの最大の違いは、その採点法です。
以前のSATの得点は、正解問題数で決まりました。
難問であれ、簡単な問題であれ、各問題の配点は同じです。
ですから、易しい問題でミスを出さず、難問をスキップしても高得点を取ることができました。
しかし、新SATは違います。
新SATでは、難度の高い問題の配点が多く、易しい問題は配点が少なくなっています。
さらに厄介なのは、英語も数学も最初のテストの結果で2番目のテスト内容が変わることです。
英語と数学の最初のテスト(モジュール1)で難度の高い問題に正解できなければ、
2番目のテスト(モジュール2)は比較的易しい問題構成になります。
この結果、モジュール2が易しい問題なら、必然的に高得点は取れなくなってしまいます。
ですから、新SATでは、いかに難度の高い問題を正しく処理をするかが高得点のカギになります。
では、新SATの難度の高い問題とは、どのようなものなのでしょうか。
ざっくり言えば、新SATの難度の高い問題とは、知識が必要な問題です。
英語で言うと、難度の高い単語や文法知識、読解では文章にひねりが含まれているものです。
読解問題中のひねりとは、単語や語法、文章構成で難度が高いものです。
新SATの難度が高い問題に対処する知識は、現地校の勉強では得られません。
公立高校の場合は、一般的な学力の獲得が目的ですから、特に高度な知識は不必要です。
ですから、新SATで高得点を獲得するには、現地校の勉強を越えた自主学習が欠かせません。
正しい英語力アップの対策をすれば、必ず英語力試験の得点は上がります。
しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。
その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、受験失敗に結び付くことになってしまいます。
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