SAT英語の勉強には順序がない

日本の英語の勉強は、基本的には中学1年から始まります。

英語の教科書に従って、順番に学習していくようになっています。

最初は名詞とか動詞などから始まり、あとには関係代名詞や現在完了形、分詞構文などと進行していきます。

 

このような学習形態から、はじめはやさしく、あとになるほど難しいという印象を持ちがちです。

たしかに数学などでは、教科書の順で学習していくことが重要です。

足し算や引き算ができないのに、因数分解を急に学んでも対応することはできません。

 

しかし、英語の勉強は数学のような理系の科目とは違い、学習の順序はあまり重要ではありません。

たとえば、法律のように第一条が理解できなければ第二条が分からないということはありません。

ある法的事象には、第何条を適用する、というような適不適の問題です。

 

分詞構文や仮定法は日本の受験文法では難度が高いとされ、比較的あとで勉強するようになっています。

これは一般受験問題の位置づけで、実際の英語を使用する場合とは、まったく異なります。

実用的な英語の勉強は、一つ一つの法律の条文を覚え適用するのと同じです。

 

ですから、TOYOオンラインのライブ授業で取り上げる英語の文法事項や表現法は、
学習の順位ではなく、それぞれが独立しています。

実際には、授業で注目する文法事項をインデックスカードに書き写し、文法カードを作っていきます。

そして、問題を解く際には、どのカードの文法事項を適用するかを練習します。

 

このような文法カードは、ごく少なく、ほんの10枚程度です。

そのカードを文法問題や表現法に関する問題に適用して、正しい解釈をしていきます。

法律問題でも、どの事件にどの法文を当てはめるかが問われます。

文法問題の解き方も、それと同様で、学習の順番はまったく関係しません。

 

正しい英語力アップの対策をすれば、必ず英語力試験の得点は上がります。

しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。

その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
利用することをお勧めします。

 

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