和訳をすると違う景色が見える

英文読解の力を増強したい人におすすめです。

すこし面倒なのですが、英文和訳をしてみてください。

特に今のデジタルSATの問題文のような短文を日本語に転換してみましょう。

 

これは読解文だけでなく、文法問題の文でも良いのですが、英語を他言語に転換すると、
いろんなものが見えてきます。

日本語に転換する場合も同様で、原文の英語の意味が分かっていたと思っていたのに、
いざ和訳しようとすると、適切な訳が見つからない場合が多くあります。

 

たとえば、米国憲法修正条項第二項の the right to bear arms を日本語にするとどうでしょう。

このbearというのは、もちろん熊ではなく、所持し運ぶの意味です。

ですから、これは武器を所持し運ぶ権利と解釈することができます。

 

つまりこの修正憲法では、単に武器を所持するだけでなく、それを運ぶことを
権利として認めていることになります。

ただ、米国のカリフォルニア州やニューヨーク州では、特別な許可なく武器を身につけ
運ぶことは禁止されています。

この点で、これらの州の規制は、憲法違反である可能性があります。

 

英語をそのまま英語で解釈すると、自分の予想外の意味が抜け落ちる可能性があります。

ある景色をいつもの角度からではなく、異なる角度から見ると違う局面が見えてきます。

英文も、いつもとは異なる言語から見ると、思わぬ新しい意味が発見できるのです。

 

英文和訳は面倒だし大変です。

しかし、帰国受験では当日試験で和訳が課せられることが多いので、その練習にもなります。

さらに、緻密な読解練習ができるので、得る部分が大きいのです。

 

正しい英語力アップの対策をすれば、必ず英語力試験の得点は上がります。

しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。

その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
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