2025年のアメリカの新年は、ルイジアナ州のニューオーリンズ市での、
EVトラックを使ったテロで始まりました。
このニューオーリンズ市は、アメリカ史の中でも、とても重要な位置を占めています。
もともとはフランスの植民地だったのですが、1803年に有名なルイジアナパーチェスで
米政府に売却されました。
当時のルイジアナはミシシッピ川流域一帯の広大なフランス植民地です。
ニューオーリンズはミシシッピ川の河口にあり、上流からの物流をヨーロッパに向かう外洋船に
積み替える重要な拠点でした。
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ルイジアナという名前は、当時の国王ルイ14世にちなんだ名前で、文字通りルイの国の意味です。
もちろんにニューオーリンズは、フランスの都市のオルレアンにちなんだ名前です。
西はロッキー山脈、北はカナダ国境近くのミネソタ、東は東部のアパラチア山脈まで広がる
広大な流域を持つのがミシシッピ川です。
もちろん、ミシシッピ川は西部開拓の大きな障壁にもなりました。
簡単に渡河できない川幅を持つ大河ですから、川沿いをミネソタ州のミネアポリスのあたりにまで
北上しなければなりませんでした。
こんな広大な流域地域のかなめに位置するのがニューオーリンズの港ですから、
当時の隆盛は計り知れないものだったでしょう。
こんなことを考えながら文章を読んでいくのは、知識を増やすという面では苦痛ではありません。
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