英語を使用するとき、日本人は前置詞をはぶく傾向があると言われます。
たしかに日本語には前置詞は無いので、無意識に省略してしまう可能性があります。
日本で英語を習う際には、早い段階でinとかonのような前置詞を習うのですが、
用法が分からないという人が多いようです。
英語では基本的には名詞は連続できません。
例外は第4文型(SVOO)や第5文型(SVOC)で、Object(目的語)やComplement(補語)
は名詞が可能ですから、その際は名詞が連続します。
また、一見、名詞が連続しているように見えるhouse wife(主婦)の場合、
名詞はwifeだけで前のhouseは形容詞に転用されています。
前置詞は、その名の通り、名詞の前に置く言葉です。
つまり、前置詞の後ろには必ず名詞があります。
名詞を連続する際は、間に前置詞を入れることが必要になります。
注意しなければならないのは、動詞の後ろに前置詞がある場合で、それは前置詞ではなく
前置詞が副詞に転用されています。
たとえばlook atのatは前置詞ではなくて、動詞lookにかかる副詞です。
文中で使われている単語の品詞名は、その用法により判断することが重要です。
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