英語を勉強する上で欠かせないのが、それぞれの単語の役割です。
これは品詞という形で、文中での各単語の役割を学びます。
昔のアメリカの公教育では、小学校で品詞についての知識を学ぶことができたようですが、
現在では教育の劣化のため、ほとんどの生徒が品詞についての理解が出来ていません。
品詞分類は、日本では中学で学習しますが、ほとんどの場合、各単語の品詞は
辞書に掲載されているものを当てはめています。
しかし、実際の文中では、その単語の使われ方次第で、辞書に掲載されている品詞とは
異なるのが普通です。
したがって品詞分類は、実際の文中での役割を理解して行わなければなりません。
特に日本人にとって、inやofに代表されるような前置詞の理解が困難です。
例えば、laugh atという成句の場合、これは笑うことではなく、
バカにするの意味になります。
この場合のatは前置詞ではなく、動詞のlaughに付随するので、その定義より
副詞(adverb、動詞にかかる語)と分類されます。
atは辞書には前置詞と記載されているのに副詞なんですか、というような
疑問の声が上がります。
そうなんですね。品詞分類は辞書に載っている一応の品詞名ではなく、
実際に使用されている文中での役割を分別することが必要なのです。
また、前置詞は単体で使用する独立した語だと誤解している人もいます。
実際は、その名の通り、名詞の前に置く詞ですから、後ろに来る名詞と
一緒に使用する言葉です。
また、in front ofのように3語で1つの前置詞の役割をする
複合前置詞というのもあります。
高度な英語力は、このような英語の各部品の詳細を理解する知識の上に成り立っています。
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