現在のデジタルSATの読解問題は、本文が10行程度の短文読解中心になっています。
設問内容も以前と異なり、多様化しています。
新しい形の設問の形として、文中の下線部の役割を問う問題があります。
例えば全体で12行あるうちの中ほどの4行が下線部となっているような形です。
もちろん、下線部は1文であることもあり、2文以上になっていることもあります。
設問は、
文全体から見て下線部の役割は何か?
(the function of the underlined sentence in the text as a whole)
というものです。
このような問題で最初に困るのが、このfunctionというのが何を指しているかということです。
ファンクションは日本語では機能とか役割、作用、職務など、いろんな意味に訳せます。
実はこのような問題では、文の構成上の役割のことで、序論、本論、結論のそれぞれの役割を尋ねているのです。
日本語での序本結は、文の書き出しから書き納めまでの順序を示す意味が圧倒的です。
しかし英文では、日本語と異なり、序本結の役割がそれぞれしっかりと決まっています。
上の設問では、それにのっとり、序や本論、結論部分の役割を尋ねているわけです。
これは英文構成法の常識なのですが、逆に当たり前すぎて現地校で教えてもらえないようになっています。
それを見て、SATの問題では逆にそのような部分をつく出題を出しています。
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